こんにちは!Rolo.アクセサリーのakiです。
先日、「キュービックジルコニアとダイヤモンドの違い」について調べていたときに、気になる話題を見つけました。
それが、
天然ダイヤモンドと、ラボグロウンダイヤモンドの違い。
恥ずかしながら私は、
「ラボグロウンダイヤモンド」という言葉を今回初めて知りました。
最初に聞いたときは、
「人工的に作ったダイヤモンドということは、ジルコニアのようなダイヤモンド風の別物なのかな?」
と思ったのですが、どうやらそうではないんです。
ラボグロウンダイヤモンドは「ダイヤモンドに似た石」ではない

キュービックジルコニアは、
ダイヤモンドによく似た輝きを持つ人工石です。
でも、ラボグロウンダイヤモンドは少し立ち位置が違います。
人工的な環境で育てられたものの、化学組成や結晶構造などは天然ダイヤモンドと基本的に同じ。
つまり、
天然ではないけれど、
物質としてはダイヤモンド。
これって、本物・・??
私はこれまで
天然のもの=本物のダイヤモンド
人工的に作られたもの=ダイヤモンドではないもの
と、考えていたからです。
私たちは何を「本物」と呼ぶ?

「本物」という言葉って、考えてみるとかなり抽象的です。
物に対しても使いますし、
「あの人は本物だ」
というふうに、人に対して使うこともあります。
逆に、
「これは偽物だ」
「あの人は偽物っぽい」
なんていう抽象的な
表現もありますよね。
なかなか真似できない技術を持ってる人だったり、
長い時間ひとつのことを続けてきた人だったり、
滅多に出会えないような存在だったりすると、
「あの人は本物だな」
と感じやすい。
もしかすると、
“本物”という言葉の中には、
「希少性」がかなり含まれているのかもしれません。
天然ダイヤモンドの価値は「ダイヤモンドであること」だけじゃない?

そう考えると、天然ダイヤモンドも少し違って見えてきます。
天然ダイヤモンドは、地球の内部で非常に長い時間をかけて形成され、それを人間が採掘します。
「もっと欲しいから来月たくさん作ろう」ということはできません。
でもラボグロウンダイヤモンドは、人間が整えた環境の中でダイヤモンドの結晶を成長させます。
どちらもダイヤモンド。
でも、
生まれてきた背景がまったく違います。
こうなると、
天然ダイヤモンドを選ぶ人が感じている価値って、
単に「よく輝くから」だけではないのかも。

地球の中で長い時間をかけて生まれたこと。
自然界から偶然見つかったものであること。
人間が自由に作ることのできないものであること。
その「来歴」や
「希少性」まで含めて、
天然ダイヤモンドに価値を感じている。
そう考えると、
「本物」の定義が変わったというより、問い直されている。
ラボグロウンダイヤモンドが登場したことで、
「何が”本物”なのか分からなくなった」
とも言えますし、
私たちは今まで何を
“本物”と呼んでいたのかが、改めて見えてきた。
という方が近いのかもしれません。
ダイヤモンドという「物質」そのものを本物と考えるなら、ラボグロウンもダイヤモンドです。
でも、
自然の中で生まれたことまで含めてダイヤモンドの価値だと考えるなら、天然ダイヤモンドには別の価値があります。
天然だから偉い、人工だから劣る、ではない

私はアクセサリーを扱っていますが、
「天然だから価値があって、人工物だから価値がない」
とは思いません。
もちろん天然石なら、自然の中から採掘されてここまで辿り着いた背景を妄想して楽しんでいます。
石言葉とかも好きです。
でも、例えばキュービックジルコニアなど人工物の恩恵はいつもしっかり受けていて
それには、それの良さがあります。
結局、背景まで知った上で「私はこれが好き」と選べるものが一番いい。
と私は思います。
その上で、天然ダイヤモンドは
簡単には存在しないものだからこそ、
「本物」という言葉と
強く結びついてきたのかもしれません。
ラボグロウンダイヤモンドという存在が広がったことで
逆に、
天然ダイヤモンドの価値とは何だったのか
再定義する時代になっているのかもしれません。
Rolo.では現在、天然ダイヤモンドやラボグロウンダイヤモンドの商品は扱っていません。
一方で、キュービックジルコニアのアクセサリーや、
天然石のハーキマーダイヤモンドを使ったピアスなどを扱っています。
ちなみにハーキマーダイヤモンドは、名前に「ダイヤモンド」と入っていますが、ダイヤモンドではなく水晶の一種です。
石の名前や素材って、調べていくと本当に面白いです。
「何でできているのか」だけではなく、
どう生まれたのか、なぜその名前なのか。
背景まで知ると、いつものアクセサリーも少し違って見える、かもしれません。


