天然パールだけは“密閉NG”?シルバーと真逆のルール

天然パールだけは“密閉NG”?シルバーと真逆のルール

こんにちは!Rolo.アクセサリーのakiです。

今回は、淡水パールや真珠ジュエリー保管にまつわる豆知識をお話しさせてください。

 

天然パールは“完全密閉”の状態だと、乾燥しすぎてしまうため、劣化が進みやすくなります。

パールは艶やかで上品な素材ですが、

その美しさの裏側には
“乾燥に弱い有機物” という特徴があります。

なぜ天然パールだけ“例外”なのか?

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① パールは“呼吸する素材”だから
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パールは、
人の爪や髪の毛と同じく「有機物」。

内部にわずかな水分を含み、外気とのバランスを保ちながら状態が安定しています。

でもそれが、

密閉されることによって
→ 空気がほぼ動かない
→ 湿度が極端に下がる

結果として…

  • 艶が曇りやすくなる
  • 表面が乾燥し傷みやすくなる
  • 長期的にはひび割れの原因になる

こういったリスクが高くなると言われています。

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② “人工パール(樹脂パール)”とは構造が違うため
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人工パールは内部構造が天然と異なり、

乾燥によるダメージを受けにくい素材もあり、

密閉でも問題ないものが多いと言われています。

一方で 天然パール(淡水パール)は内部が有機的 で、

乾燥・湿度変化の影響を受けやすい素材。

だからこそ、

“天然パールだけ”は密閉しない方がいい。

 

どう保管するのがベスト?

現実的で、すぐに実践できる方法は・・・

 完全密閉せず、少し空気が通る状態で保管

(付属のチャック袋の場合は、端を少し開けておくイメージで大丈夫です)

 他の金属とこすれないよう個別に入れる

 布製のポーチをお持ちの方は、そちらがより理想的

ポイントは「乾燥させすぎないこと」。

 

特に今の季節(空気が乾きやすい冬)は、

ほんの少しの意識で、パールの状態がぐっと変わります◎

私も、淡水パールが割れないように気をつけます(^^;

 

■ シルバーとゴールドコーティングは
 “密閉の方が正解”

ちなみに…

シルバーやK18GP(ゴールドコーティング)の場合は、空気に触れると変色しやすいため

 密閉が正解。

 

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公式の“お手入れページ”を新しく作り直しました。

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シルバー・パール・コーティングなど、素材別の「何が正解か?」に迷ったときの参考にしていただければ嬉しいです*.。

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Rolo. 店長 aki
この記事を書いた人

aki

金属アレルギー店長

20代後半に「使える金属」に出会い、もっと早く知りたかった!と思った経験から、同じ悩みを持つ方が安心しておしゃれを楽しめるアクセサリーをお届け中です。

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